レベッカ・シュガー氏が手掛けたカートゥーンアニメーション、Steven Universe。
Steven Universeのシーズン1の各エピソードのあらすじをまとめます。個人的な感想も交えて。
以下から、どこ読んでもネタバレがあるのでご注意!
わりとお話の核心を突くようなネタバレもあるので、「まずは自分で全部見てから!」と思ってる方はお戻りくださいませ。
エピソード1からのあらすじが知りたい人はこちらからどうぞ。
Ep.6 Cat Finger
Steven Universeのエピソードにおいて、不気味な回と評価されるエピソードのひとつ。
あらすじ
スティーブンもそれやりたい!とシェイプシフトのやり方をジェムたちに教わるが、なかなか能力を使うことのできないスティーブン。
だったが、なんと指先をネコの顔に変化させることができた。
できたー!とはしゃぐスティーブンだったが、肝心の戻し方が分からない。
ジェムたちはダンジョンに行くと言って、全員不在という状態。つまりジェムたちに頼ることができない。
シェイプシフトの能力を制御できなくなったスティーブンは、全身からネコの顔が生えてきてしまい、もはやスティーブン(人間)としての原型をとどめてない外見になってしまう。
ネコの顔たちは、水が苦手。
そのことを知っていたスティーブンは、お父さんの洗車サービスショップに助けを求めに行くスティーブン。
洗車する機械に自分を入れることで、元の姿に戻ることができた。
このネコたちの顔、なぜか各々が自我を持っている。
スティーブンの意志とは関係なく、人を噛んだりご飯を食べたりミャーミャー鳴いたりする。
かわいいっちゃかわいい。
Ep.7 Bubble Buddies
Steven Universeにおけるヒロイン(?)のコニーちゃん初登場回!
コニーのメガネにまだグラスが入ってた頃。
あらすじ
その少女が、スティーブンの家の近くの砂浜で読書をしている。
そこで、パレードでその少女が落とした光るブレスレットを持って、自己紹介しに行くことに。
少女を前にしてガチガチに緊張していたスティーブンだったが、二人の頭上から大きな岩が落ちてきたことで、スティーブンは反射的にジェムの力であるバブルを発動する。
落石を防げたのはいいものの、バブルを解く方法が分からないスティーブン。
少女、コニーと一緒にバブルの中に閉じ込められてしまう。
ジェムたちに助けを求めようとしたが、家は丘の上にあり、そこまでバブルを転がしていくことができない。
バブルから解き放たれる方法を求めてビーチシティをころころ転がっていくうちに、海底に落ちてしまう。
その海底で、バブルが解ける。さらに巨大なモンスターと遭遇。
急いで陸に上がって、コニーと協力しながらモンスターと戦い、無事にやっつけることができた。
このお話に出てくる、光るブレスレット、実はエピソード1でも登場している。
スティーブンが家の冷凍庫からクッキーキャットのアイスを取り出すシーンで、下の方にこのブレスレットが映り込んでいるのです。
そのブレスレットが、この回で伏線回収される。はえ~。
Ep.8 Serious Steven
ジェムたちとピラミッドのダンジョンに訪れたスティーブン。
スティーブンは、ぐるぐる回る系の遊園地アトラクションに乗ると酔うタイプであることが判明する。ほーん。
あらすじ
ピラミッド内部の入口を起動させてしまい、ピラミッドに閉じ込められてしまう。
スティーブンはガーネットとチームになって一緒にピラミッドの内部を探索するが、一向に出口は見つからない。
出口が見つからないというか、どの部屋に入っても同じ大部屋に戻ってきてしまうという。
だったのだが、ここで回想が入る。
その回想は、スティーブンがジェムたちと遊園地に遊びに来た時のこと。
みんなでぐるぐる回るティーカップのアトラクションに乗ったのだが、スティーブンは酔ってしまい、途中で気持ち悪くなってしまう。
そして回想は終わり…。
「あの時の感覚と一緒だ!ぐるぐる回ってるんじゃない?」ってことに気が付いたスティーブンが、そのことをガーネットに伝える。
それを聞いたガーネットが床面をたたき割ると、ピラミッドの本体がそこに存在していた。
スティーブンの言った通り、部屋がぐるぐる回る仕掛けになっているのも分かった。
ピラミッドの本体に据えてあったジェムを回収して、一向は無事ピラミッドから脱出する。
「しりあーす…スティーブンッ!」って決め台詞とともに常にテンション高いスティーブンがかわいい回。
「今日のぼくは大真面目なんだぞ!」などと言っておきながら、頭上から巨大な針が迫ってきている場所でウクレレの弦のキー合わせを始めたりしてわらいどころ。
それと、スティーブンが「これ、ぐるぐる回ってるんじゃない?」ってことをガーネットに伝えたあと、床をたたき割ってピラミッドの本体を暴くシーンがあるが。
そこでもパールが「部屋がぐるぐる回っていたから同じ場所に戻っていたのね!」と再び説明してくれる。かわいい。
ガーネットにも「それ、スティーブンがさっき言った」ってつっこまれる。
笑いどころがちょいちょいあって愉快な回です。
Ep.9 Tiger Millionair
アメジストとスティーブンのお話。
あとレスリング。
あらすじ
アメジストが向かっていた先は、夜中に開催されているレスリングショーの舞台だった。
アメジストはシェイプシフトで姿を変えて、そのレスリングショーでヒールとして人気者になっていた。(ヒールとはなんぞや、というのは後述します)
なんやかんやでアメジストと一緒に夜中のレスリングショーに参加することにしたスティーブン。
パープル・ピューマとタイガー・ミリオネアというチームタッグを組んで、二人でヒールを演じて楽しんでいた。
観客の一人にラーズというドーナツ屋でバイトしている少年がいるんだけど、このタイガーミリオネアもといスティーブンの大ファンになるあたりがわらいどころ。(普段はスティーブンのことをからかって楽しんでいるから)
が、二人で夜な夜なレスリングショーに参加していることがパールとガーネットにばれてしまい、レスリングショーに二人が乗り込んでくる。
パールは、「スティーブンはともかく、ジェムであるアメジストが、ジェムの力を大衆の見世物として利用するのは良くない!」と主張。
それに対して、アメジストはここがあたしの居場所なんだと言い返す。
観客(ビーチシティの人たち)の面前でそういう真剣なやり取りもあったが、最後はパールとガーネットをヒール役としたレスリングショーを演じる運びになって、大団円でおわり。
レスリングにおけるヒール
レスリング詳しくない人のためにちょこっと解説。
レスリングにおけるヒールというのは、レスリングの舞台上で悪役を演じるプロレスラーのこと。
悪役という立ち位置上、反則技なども使用する。
が、ガチの悪い奴なわけではなくて、あくまでも舞台上で演じているだけのものに過ぎない。
そこのところを分かっていて、ヒールはわざと反則技を使用しているのだ。
観客も観客で、ヒールのレスラーに対してブーイングなどを行う。
このブーイングも、舞台を盛り上げるための演出として観客が行ってるもので、心底嫌っているからブーイングが巻き起こっているわけではない。
そしてこのエピソードでは、スティーブンが「舞台上かそうでないか」の判断を誤ってしまい、ガチで観客から嫌われてしまうシーンがある。
そういうことなのだ。
ちなみに、ヒールの反対としてはベビーフェイスがある。
こっちは正義、正統派のレスラーのこと。反則技とかも使わない。
自分はレスリングの知識はまるでなかったから、このエピソードを初めて見た時はほーん…?って感じでしたけど、ちょっと調べたらなるほどなってなった。
レスリングのヒールとかの知識がないと、ブーイング受けてごみとか投げつけられながら舞台上でドヤ…ってして満足気なスティーブンが謎じゃないです?そうでもない?
あとラーズがかわいい回でもある。
タイガーミリオネア、明らかにスティーブンなのに、そのことに気づかない。
普段スティーブンのことからかってるのに、タイガーミリオネアにはサインを求めちゃうくらい大ファンになる。
セイディに「あれスティーブンじゃない…?」って言われても気づかない。
鈍すぎて笑う。
Ep.10 Steven’s Lion
ピンクのライオンくん、初登場回!
あらすじ
ジェムたちがそのアイテムを取りに行ってる間に、スティーブンはライオンに遭遇する。
スティーブンは最初こそ警戒していたが、ライオンはまったく穏やかでほっとする。
「ぼくスティーブンのことが大好き~(ライオンに声あて)」とかしてはしゃぐスティーブン。
でも家には連れて帰れないと言われて、砂漠に置いて帰ることに。
しかし、その夜。砂漠で会ったライオンがスティーブンの家の玄関先に現れる。
ライオンの目的は、ジェムたちが回収したアイテムを破壊することだった。
そのアイテムは、砂の上に置いた途端、そのアイテムを中心にして砂で壁や柱をどんどん建てていくというもの。
うっかり家の前の砂浜にアイテムを投げてしまい、どんどん砂で建造物が作られていく中、ライオンによって無事アイテムを破壊することができた。
ライオン初登場回
この回から、ピンクのライオンがちょいちょい登場する。
スティーブンからも他のキャラクターたちからもライオンと呼ばれているので、名前は付けられてないらしい。
基本的に外飼いしている、というか登場しないときはどこにいるのかすら不明なライオンくんだけど、ライオンが家の中に入ってスティーブンと一緒に過ごすエピソードもいくつか存在する。(すぐ追い出されるけど)
ちなみに、すっごいネタバレをすると、このライオンは一度命を落としている。
ライオンがピンク色なのは、一度命を落として、ローズによって再び生き返らされたから。
このことは、かなりあとのシーズンのエピソード内で明かされること。
スティーブンはローズクォーツの力を引き継いでいるので、ローズと同じく「生き物を生き返らせる力」も持っているのだ。
このライオンだが、パール(ローズのお付きの従者)ですら存在を知らなかったとのこと。
- じゃあ一体、ライオンって何者なの?
- どんな目的・理由でライオンが存在しているの?
- なんでライオンの中にローズの私物がしまってあったの?
というのは、結局スティーブンユニバース・フューチャーのシーズンになっても明かされることはなかった。
エピソード6までのお話のあらすじはこんなところです。
エピソード11からはこちらに続きます。
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